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小金井の街を森に!準備会メンバーによる活動の記録


by noguchi_yukiko

雨デモ風デモハウスという名称がつきました。


環境に配慮した住宅ってそもそも何? それは、『雨デモ風デモハウス』です。


準備会では連続講座を開催。小金井の持つ地形としぜんエネルギーの体感を体験できる家づくりがはじまりました。まず、その基本概念●エクセルギーとは何ぞや
快適温度 人の最適温度
雨の温度 夏は20度
湿気(暑さのもとになる)
エネルギーの出入りを設計すること

家という建物が、いつの間にか、シェルターのように自然を遠ざけていることをあらためて思い知ることに。窓を閉めるのではなく、窓を開ける家、雨や風を家の中に招く家。なので、
『雨デモ風デモハウス』というタイトルがつきました。以下はそのサンプルとなる家の見学レポート

超びっくり体験!

1、私たちが体感する〈温かさ〉や〈涼しさ〉は大ざっぱに言って、空気の温度が半分、残り半分は「放射」の温度が決めている。 放射熱は電磁波なので空気を媒体としない。
2、聖蹟桜ヶ丘に造られた「エクセルギーハウス」のオープンハウスを見学。ハウスは丘の高台の、風通しの良いところにあり、地下に2tonの濾過した雨水を貯め、それを160Wのソーラーパネルで1時間に2分半だけ、天井裏に散布して、その気化熱で天井壁を冷やして、建物の内壁を放射冷却していた。私が行った昼の1時半頃は、外気温が32度あったが、2階の床面温度は28.2度、天井壁はなんと25.8度だった。 この冷放射(茅葺き屋根と同じ原理)によって、エアコン無しで、窓は開けっ放しで、30人くらい入った家でも、涼しく感じ、汗をかかなかった。
3、気温が低いだけの部屋(エアコン等)は窓を開けると、冷気が空気と一緒に出てしまい、とたんに暑くなる。しかし放射熱は空気の影響を受けないので、床・壁・天井の温度が適度に低く、放射熱が確保できている部屋は夏(冬)でも通気が可能になる。
# by noguchi_yukiko | 2010-08-23 07:20

国分寺崖線上地番貫井からドキュメント

このドキュメントは、現在進行中の市民提案による環境モデルハウス建設に向けた「低炭素ライフステーション準備会」の記録です。2010年8月8日(日)小金井市役所第2庁舎での、設計入札応札社との会合後、メンバー6名が予定地を巡検。土地のプロポーションを確認。この場所に建設されようとしている建物の設計をめぐるドキュメントは後に報告しますが、勝地を得た市民提案の内容がエクセルギー概念をシステム化したエコデザインハウス「仮称エクセルギーハウス」であることの意義とその誕生を見守ります。(土地に対して何かをすれば、それは自分自身にしていることになる/土の文明史第1章泥に書かれた歴史:引用文)

国分寺崖線についてはkokubunjiTV:YouTube&市民提案団体NPOグリーンネックレス活動についてkoganeiiTV:YouTubeを参照
# by noguchi_yukiko | 2010-08-09 06:58

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